1.カリビアンスタッドポーカーとは
「ゲームの遊び方」
・ジョーカーを除いた52枚のカードを使用します。
・プレーヤーが、Ante (アンティ)にチップを賭けて「Deal」ボタンをクリックすることからゲームはスタートします。
・プレーヤーに5枚のカードがふせて配られ、ディーラーには、4枚のカードがふせて、1枚が表向きに配られます。
・プレーヤーは自分のカードを見て判断し、次の2つの選択肢の中からひとつを選びます。
・Fold（ゲームを降りる）プレーヤーはAnteの上に賭けたチップを失います。
・Play（勝負する）プレーヤーは、Anteに賭けたチップと同額（2倍のカジノもあり）のチップを"BET"に賭けます。
「ゲームの成立」
・ディーラーの手札に「最低1枚のキングとエース」か「手役」がないと不成立になります。
「配当」
・ゲーム不成立の場合は、勝負したプレーヤーには、Anteにたいして同額の配当を受けます。ゲームを降りた人のAnteは返却されません。
・ゲーム成立時はプレーヤーが勝った場合は、Anteと同額の配当と手役のランクによる配当を受けます。
「ジャックポット」
・ゲームの成立・不成立にかかわらず、高位の手役ができた時に賞金を得ることが出来ます。
・賭け金はほとんどのカジノで1ドルです。
このゲームでは、どういった時ににゲームを降りるかが一番重要になってきます。アンティをなるべく放棄しない方法を検討していきます。
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2.手役のランクによる配当と出現率
プレーヤーの手
通り
確率（％）
出現頻度
配当
ジャックポット
ロイヤル・フラッシュ 4 0.000154 649740に一度 100倍 表示金額の100％
ストレート・フラッシュ 36 0.00139 72193 50倍 表示金額の10％
フォー・カード 624 0.024 4165 20倍 $100
フルハウス 3,744 0.14 694 7倍 $75
フラッシュ 5,108 0.19 508 5倍 $50
ストレート 10,200 0.39 254 4倍 0
スリー・カード 54,912 2.11 47 3倍 0
ツーペア 123,552 4.75 21 2倍 0
ワンペア 1,098,240 42.25 2.3 1倍 0
ノーペアー 1,302,540 50.11 約2回 1倍 0
合　　計 2,598,960 100 − − −
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3.カリビアンスタッドポーカー期待値の計算
　配られたカードにより勝率はどうなるのか計算する

　自分の手に「Ａ」があり他のマークの「３４５６」がある時の例
自分の手に「Ａ」『３４５６』があるとき
相手[Ｑ]アップカード
手役 通り 相手に「ＡＫ○○○」 通り 相手に「ＡＫＱ○○」
ロイヤル・フラッシュ 2 3 1 1
ストレート・フラッシュ 29 -3 2 -
フォー・カード 344 - 50 -
フルハウス 2,124 - 270 -
フラッシュ 3,461 362 492 44
ストレート 6,557 765 701 191
スリー・カード 31,502 384 3,830 -
ツーペア 71,802 - 8,190 -
ワンペア 645,300 23,472 70,080 576
ノーペアー 772,818 93,574 79,569 6,964
役有り合計 761,121 24,986 83,616 812
合　　計 1,533,939 118560 163185 7,776
勝率 計 確率% 計 確率
プレイヤー負け 854,695 55.72 90,580 55.50
プレイヤー勝ち 679,244 44.28 72,605 44.50
　
　配られたカードによる勝率（期待値）
勝率 「Ａ・Ｋ」　『３４５』　の時 「Ａ」　『３４５６』　の時 「２」　『３４５６』　の時
計 確率 計 確率 計 確率
プレイヤー負け 837,140 54.57 854,695 55.72 871,108 56.79
プレイヤー勝ち 696,799 45.43 679,244 44.28 6,622,831 43.21
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4.カリビアンスタッドポーカーで勝つためには
攻略するには
このゲームは、ディーラーの手役を予測してアンティを放棄しげーむを降りるか、ベット（カジノにより倍賭け）するかの決断が重要といえます。
一般的に出現率からみて100回に92回は「ノーペアかワンペア」です。
プレイヤーの手役がある時は悩みませんが、ノーペアなのにベットするのもばかげています。
上記の検討結果より自分がノーペアで「Ｋ・Ａ」がある場合は勝負すべきといえます。勝率は45.43%です。
ディラーのオープンカードが「ＡＫ」以外の時は45.50%まであがります。
実際には自分のカードがもっとバラけるので勝率は上がるといえます。
また、ディーラーのオープンカードが「低いカード」で自分に「ＡとＱ」がある場合は、場合によって勝負してもいいと考えます。ベットがアイティと同額のカジノでは勝負したほうがよいのではないでしょうか。皆さんはどう考えますか？
一般的に「ＡＫＱ○○」の時は期待値が勝り、「ＡＫＪ○○」の時は悪いといわれています。

「ジャックポットは参加すべきか」
従来のルールに改良を加えられ登場したのが、このプログレッシブジャックポットです。これによって、より大当たりの爆発力を加味しゲームに革命をもたらしたと言われています。
カード交換がないので実際には、65万回に1回の確率です。その他の賞金がでる手約も1000回に3回と有利な賭け方とはいえません。宝くじを買うつもりでしましょう。確かに魅力だけどね・・・
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